世界三大魚場、三陸沖の金華山沖うに

水産物の加工販売及び・輸出事業を展開する合同会社ハッピーオーシャンの商品ロゴおよびパッケージデザインを担当。
宮城県金華山沖は世界三大漁場と言われ、黒潮と親潮が交わり良質なプランクトンが多く海藻も豊富な海域として知られています。その海藻で育ったうには、まろやかな甘みが特徴です。漁師が潜水漁法で身入りがよい、うにだけを一つ一つ獲り水揚げ後、職人が匠の技で殻から一房一房取出し専用の容器で提供されます。

既存イメージにとらわれない、うにの新しいイメージを

「現状に挑戦すること」を信条に取り組むハッピーオーシャンの滝島社長は一般的な、うに（水産）商品のイメージにとらわれない、新しいアプローチを模索されていました。
与件を精査し「笑顔あふれる楽しい食卓を日本発の水産物」をメッセージに、食卓で親しまれ期待想起を促す商品ネーミング+ロゴの開発とイメージ展開を図りました。

三陸の海に開花する、世界に誇る金の華

良質な金華山沖のうにをシンプルに分かりやすく端的に視覚化することを目指しました。
ロゴデザインは剥き身のうにを俯瞰した視点から5片の花弁にビジュアル化し、金華山より一字拝した宮城県金華山沖うに「金の花」として展開。
包装は透明容器からの商材の視認性の確保に考慮し、防水・冷蔵に対応した掛け紙仕様を採用。掛け紙デザインのレイアウトをキイカラーと海のブロックストライプで構成することで、置姿の統一性と連続性を図り視認性の強化に配慮しています。（デザイン趣意書より一部抜粋）

Logo, Package
2019-
AD: Norihiro Itoh
D: Norihiro Itoh, Michika Anbo