きらめきとひらめきを
タガの柵は2014年8月に宮城県多賀城市に観光交流拠点を目指しオープンしたコミュニティ空間です。JR東北本線「陸前山王駅」すぐ前に店舗を構え、多賀城の地域活性につながるコミュニティビジネス事業に取り組んでいます。多賀城市には日本100名城に数えられ、日本三大史跡であり国の特別史跡でもある「多賀城跡」があります。この地域の誇るべき史跡や歴史を少しでも多くの人に知って頂き、地域内外からヒトが集い繋がる関係の創出を生み出しています。
多賀城は奈良時代に朝廷が東北地方統括のため、政治・軍事拠点として城柵(じょうさく)を築いたのが始まりです。全盛期の城柵の規模は約900m四方を塀で囲み南・東・西に門を造り、その中に役所建物や倉庫、そして中央に約100m四方を塀で囲った政庁が配置されました。その城下町は平城京(奈良)や太宰府(福岡)に次ぐ東日本最大の都市として繁栄を極めました。また、名称も「多賀柵」(「たがのさく」又は「たがのき」)から「多賀城」と変遷し、城も柵も「き」と呼ばれていました。いつしか「たがじょう」という現在の呼び名となり、平城京(奈良)、大宰府(福岡)と並ぶ日本三大史跡として今に遺(のこ)ります。
ロゴデザインは多賀城の城郭をフォルムに、かつての政庁地と城の表記所以である「柵」を重ねたストーリー性を表現し、歴史観光ツアー事業への配慮を踏襲しています。ロゴデザインの他、オリジナルグッズのご提案を含め、名刺やユニフォームデザインを整備。
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2014-
AD: Norihiro Itoh
D: Norihiro Itoh, Michika Anbo