きらめきとひらめきを
大永商店は宮城県村田町にて、創業以来70年間、原料・製造方法・味にこだわり、国内外にファンを拡げてきた納豆店です。国内で先駆けてタレ・からし付き納豆を販売したメーカーとして“ 手間を惜しんだら感動を届けるうまいものはつくれない” のポリシーのもと熟練の職人による、安心安全で手間ひまかけた製品づくりにこだわっています。
大永商店の数ある商品の中でも「グリーンパール納豆こつぶ」は、発売から40 年以上続くロングセラー商品。地元、宮城県をはじめ多くのファンがいらっしゃいます。そうした環境の中でパッケージの刷新を念頭にデザインのご相談をいただきました。新規デザインのご提案とともに、商品が愛されてきた事柄や、商品コンセプトをあらためて精査しデザインの方向性を整理しました。(写真:デザイン資料より抜粋)
商品コンセプトとデザインの方向性を整理する中で、これまでの商品に対するイメージや愛着・継続性を考慮し、製造に関わるスタッフのみなさんを含め精査を重ねて進めていきました。最終的に抽出したデザインは、これまでのデザインを継承し、より届けたい想いを振り返りコンセプトを軸にした、お客さまに寄り添ったデザインを目指しました。
装いを新たに、変わらない美味しさとこだわりの納豆を“改修デザイン”。これまで長く販売され、育まれてきた商品はメーカーの方にとっても、消費者の方にとっても、時間の経過とともにいつしかスタンダードとして生活のデザインとして溶け込んでいます。育まれてきた愛すべきポイントはそのままに、整える要素は見直し、よりアピールする点は強調する。そうした改修を重ねて、これからも多くの方に愛される商品と変わらぬ想いをお伝えする事を目指しました。
Logo, Package
2019-
AD: Norihiro Itoh
D: Norihiro Itoh, Michika Anbo